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金融

2007年11月8日

OCBC銀、債務担保証券投資で2億Sドル超の損害

地元最下位行のOCBC銀行は11月6日、7~9月期決算で2億2,100万Sドル(約175億円)を償却したと発表した。米国の低所得者向け住宅融資関連の債務担保証券(CDO)投資が原因。保有CDOの評価額は2億7,000万Sドル(約215億円)だったものが、わずか4,800万Sドル(約38億円)になった。
貸付債権、不動産に対する引当金の戻し入れ(1億8,300万Sドル、約140億円)や所得税還付がこうした損害を相殺。純利益は前年同期比22%増の4億6,300万Sドル(約370億円)になった。
CDO投資では最大手のDBSも損失を計上しているが、米JPモルガンのアナリストは、DBSによるCDO投資が23億6,000万Sドル(約1,870億円)と最も多いため、影響も大きいと見ている。UOB銀は最も影響が少ない見通しだ。
OCBCの決算発表で大手3銀行の決算が出そろった。本業の領域では、融資、手数料収入の増加で業績を改善した。
3行の純利益合計は13%増の15億7,000万Sドル(約1,245億円)。最も増加率が大きかったのはOCBCの22%。DBSは11%増の6億1,000万Sドル(約485億円)、UOBは8%増の5億Sドル(約395億円)。
金利収入は、OCBCが19%増の5億6,500万Sドル(約450億円)、DBSが15%増の10億5,000万Sドル(約835億円)、UOBが4%増の7億1,400万Sドル(約565億円)だった。

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