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経済

2007年11月7日

リーマン・ブラザーズ、業務強化に躍起

金融の米リーマン・ブラザーズがシンガポール業務の強化に力を入れている。職員数は昨年末が60人だったが、現在は150人に増えており、2年後には300人体制にする計画だ。事務所はサンテック・シティーにあり、500人が働けるだけの広さがある。
業務強化は、ファンド、特にヘッジファンド市場が拡大し、事業機会が豊富に見込めるためで、今年、ヘッジファンドにサービスを提供する部門を設けた。
国内で運用される、昨年末時点のファンドの運用残高は前年比24%増の9,000億Sドル(約72兆円)。うちヘッジファンドの運用残高は150%増の260億米ドル(約3兆円)。
リーマンなど投資銀行がシンガポールに続々拠点を設けたのは、国営投資会社の政府投資公社(GIC)、テマセク・ホールディングスが一部財産の運用を、こうした外部業者に委託するようになったのがきっかけの1つだ。
リーマンもGIC、テマセクと取引があるが、シティ、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、メリルリンチ、クレディ・スイス、UBSに後れを取っている。これらの会社の従業員は数百人規模だ。
リーマンは90年代にアジアから撤退しており、最近のアジア業務は日本が中心だった。現在は香港、インドにも進出している。

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