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社会

2007年6月26日

地下通路がホテル代わり、ダンボールでベッド

昼間は買い物客や通勤客で込み合う、エスプラネードとシティーリンク・モールを結ぶ地下通路が、夜間は宿泊所に姿を一変させる。深夜に仕事を終える労働者や、遅くまで遊んでいた市民らがタクシー代節約のため、新聞やダンボールで即席のベッドを作り、一夜を過ごすからだ。利用者は20人ほどでほとんどが男性。中にはホームレスもいるようだ。市中心部のほかの場所でも、ビル内の通路を宿泊所として利用するケースが見られる。
北部ウッドランズの公営住宅に住むという男性は、カントリークラブのレストランで清掃員として働いており、深夜に仕事が終わるシフトの日は地下通路に寝るのが常。
昼頃まで寝続ける人もおり、フィリピンから来た女性観光客は、「シンガポールのもうひとつの側面を見た思いだ」との感想を述べた。
地下通路から徒歩で15分のところにあるブラス・バサ・コンプレックスでも、こうした行為が見られる。通路が迷路のようなっているため「宿泊所」として適しているようで、15人ほどがダンボールを寝床に通路に寝ている。
テナントが店を閉めた後に「寝床」を敷き、開店前には姿を消すため、テナントから苦情は出ていない。1年半前から利用しているというホームレスの男性もいた。

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