シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPSGXに5%出資へ、提携強化で東証

金融

2007年6月18日

SGXに5%出資へ、提携強化で東証

東京証券取引所は6月15日、シンガポール取引所(SGX)発行済み株式の4.99%に相当する5,305万株を取得したと発表した。SGXと一層緊密な協力関係を築く必要性を認めた結果の出資だという。

東証は昨年12月、TOPIX指数について、SGXが派生商品およびETF(上場投資信託)関係商品を取引するためのライセンス付与について基本合意しており、また、両市場間の取引・決済における連携の可能性について、日本国債およびTOPIX関連商品を協議対象とすることで合意した。

東証はSGXとさらに協力が可能な分野があると考え、資本参加に踏み切った。東証はSGX持ち株比率を5%にしたい意向で、認可を金融管理庁(中央銀行)に申請した。ただ、当分5%を超えて取得する意向はないという。

SGX株価はこのところ上昇を続けており、東証の出資額は15日の終値(S$9.95)で計算して約S$5億2,800万になる。

SGXのシエ・フーフア最高経営責任者(CEO)は、「東証の出資を歓迎する。SGXがアジアの玄関口であることを裏付けるもの」とコメントした。

東証は韓国、中国、ニューヨーク、ロンドンなどの証取とも提携を模索しているが、資本参加は初めて。アジア戦略でSGXを重要視している証と考えられる。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPSGXに5%出資へ、提携強化で東証