シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPFTA締結、相手国への効果は間接的

国際

2007年6月12日

FTA締結、相手国への効果は間接的

シンガポールが締結している自由貿易協定(FTA)について、ビジネス・リサーチ・コンサルタンツの経済分析専門家、チョー・キットブイ氏は、FTA効果でシンガポール経済の成長率が高まり、この結果、シンガポールの輸入が増加して貿易相手国を潤す、との分析を示した。
シンガポールは自由貿易港であるため、ほとんどの商品は関税ゼロで輸入されている。このためFTAを締結しても関税面でシンガポールが相手国に提供できるものはまずない。
しかしシンガポールの国内総生産(GDP)がFTA効果で1ポイント拡大すると輸入が増加するため、主要貿易相手国十カ国の生産高を1.43ポイント、額にしてS$48億増やす効果があるという。
GDPが1ポイント拡大すると、主要7カ国からの輸入は0.63ポイント増加するという。同七カ国には、日本、米国、中国、韓国、タイが含まれる。
シンガポールはこれまでに13件のFTAを締結しており、現在10件を交渉中だ。
チョー氏の分析報告は、日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所の機関紙に「FTAパートナーに対する高GDPの間接的効果」として掲載された。

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