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2007年6月8日

フレクストロニクス、同業者に買収を提案

電子機器受託製造(EMS)世界2位のフレクストロニクス・インターナショナル(本部・シンガポール)は同業大手の米ソレクトロンに総額US$36億での買収を提案した。

フレクスとソレクトロンの売上高合計は年US$300億。EMS世界1位は台湾の鴻海で年商はUS$400億。買収後の業務統合には18~24カ月を要する見通しだ。収益面では、年US$2億の経費節約と一株利益の改善(15%以上)を見込んでいる。

株式交換を伴う買収提案で、▽ソレクトロン株式を一株US$3.89で取得▽ソレクトロン株式一株に対しフレクス株式0.345株を提供――の選択肢を提供する。ソレクトロン発行済み株式の50~70%はフレクス株に転換する。

買収後、フレクスは世界35カ国に工場を持つ、従業員20万人の巨大企業になる。現在のシンガポール従業員は740人で、3カ所に工場がある。ソレクトロンもシンガポールに設計、製造施設がある。

業界関係者によると、フレクスはS$1億規模の小さな仕事にも手を出しており、小規模EMSの存続が危うくなる可能性がある。銀行系アナリストは、「アジアの小規模EMSをめぐり、買収・合併の憶測が今後盛んになる」との見通しを示した。

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