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経済

2007年6月26日

サウジテレコム、ビナリアンの業務再編で資本参加

【クアラルンプール】
 移動体通信最大手のマキシス・コミュニケーションズを完全子会社化したビナリアンGSMは6月26日、サウジアラビア最大の通信事業者サウジテレコムがビナリアンの業務再編に参加することで合意を交わしたと発表した。サウジテレコムはUS$30.5億(RM110 億)を投じてビナリアン株の25%と、マキシスの印尼事業PT ナトリンド・テレポン・セルラー株51%を取得する。一方、マキシス株についてはビナリアンが引き続き100%を保持する。
 マキシスはマレーシア、インドネシア、インドでの業務拡張に、向こう3年でRM150億が必要だとしており、莫大な資産を抱えるサウジテレコムの資本参加は財務負担の軽減に大きく貢献すると見られている。またサウジテレコムは、同国での競争が激化したことで業績が停滞しているため、マキシスを足がかりに海外進出を狙っているとされる。
■アブドラ首相が歓迎■
サウジテレコムによる投資の報道を受けアブドラ首相は訪問先のイタリアで6月26日、歓迎の意向を示した。首相は「サウジアラビア政府がマレーシア経済に信頼を寄せている証だ」と主張。「巨費を投じるのは容易なことではない。大歓迎するべきだ」と述べた。

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