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経済

2007年6月13日

CPO先物価格が下落、1トン2320リンギに

【クアラルンプール】
 金融派生商品取引所、ブルサ・マレーシア・デリバティブで6月11日、パーム原油(CPO)3カ月先物が2営業日連続で下落し、1t当たりRM2,320で取り引きを終えた。5日に過去最高のRM2,701を記録したCPOの3カ月先物価格は、8日にRM174、11日にRM151それぞれ値下がりし、2日間で14%の大幅下落となった。
ある先物取引業者は、今月1~10日の輸出高が期待外れに終わったため、大幅な「売り」に繋がったと分析。アセアム・バンカーズのアナリストは「RM2,600~RM2,700という高値水準は続かない。パーム油価格が大豆油価格を上回るという状況は5月に始まっており、このまま高値が続けば、バイヤー達が他の植物性油に切り替えるのも時間の問題だった」と述
べた。今週のCPO先物価格は、同RM2,200~RM2,400で推移すると予想しているという。
また5月末のパーム油統計で国内在庫量が減少傾向にあることが明らかとなったことについては、「いまだ100万tを超えており、心配するに足らない」「CPO生産は第3四半期がピークになるため、7月には回復する」と指摘した。
■シンガのCPO先物市場、国内市場に影響なし■
6月6日にシンガポールで米ドル建てCPO 先物取引が開始されたが、市場関係者の中ではマレーシア市場への影響は少ないとの見方が強い。
シンガポールのCPO先物は、主にインドネシア産CPOを取り引きしているが、1日の取引高がマレーシアの100分の1にも満たないため、マレーシア市場のCPO先物価格への影響はほとんどないという。

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