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国際

2007年3月22日

日本はまずASEANとFTA締結を=首相

リー・シェンロン首相は3月20日、安倍晋三首相ら政府首脳、および財界首脳との一連の会談を終え同行記者団と会見。日本が東南アジア諸国連合(ASEAN)に東アジア六カ国を加えた自由貿易協定(FTA)構想を提案したことについて、「まずASEAN・日本FTAを目指すことが先決だ」との認識を表明した。

リー首相は、中国がASEANとのFTA交渉を進めている点を強調。「日本も同様に行動しなかった場合、不利な立場に置かれる」と述べた。

リー首相との会談で麻生外相は、ASEANとのFTAでは農業分野の開放が障害になっていることを説明したという。リー首相は、「ASEANと満足なFTA交渉ができなければ、利害がさらに複雑になる東アジア構想の実現はおぼつかない」との認識を示した。

安倍首相が提案した、アニメ、音楽など日本の文化を東南アジアに発信する拠点として日本文化センターをシンガポールに設けるとの計画について、「両国政府にとり重要なプロジェクトだ」と真剣な取り組みを表明した。

情報を発信することで、日本に対する理解が深まり、日本の影響力、地位強化につながると考えられるという。

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