シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP今年の建設需要、190億ドルに増加の見通し

経済

2007年1月24日

今年の建設需要、190億ドルに増加の見通し

住宅、商業・工業施設の建設需要が旺盛で、昨年の建設需要は161億Sドルと、前年と比べ41%増加。過去10年で最高だった。今年は170億~190億Sドルの受注が予想されている。

これまでの過去最高は1997年の240億Sドルで、これに次ぐ額となる。一方で労働市場の逼迫が予想され、また建築材料の値上がりでコストも上昇する見通しだ。

アジア域内でも建設需要が旺盛で、建材需要が増加している。このため値上がりも目立っており、今年は国内で8~10%の値上がりが予想されている。

値上がりの影響を緩和するため、当局は代替工法や材料の採用を業界に促しており、シンガポール以外でも生産可能なプレハブ建材の多用を働き掛けている。

労働力対策では、人材開発省は外国人労働者枠を実質的に拡大する意向で、6年以上、シンガポールで労働経験のある外国人を外国人枠かが除外する方針だ。これにより業界全体で4万人、外国人労働者を増やすことができる見通しだ。

昨年の建設受注のうち125億Sドルは民間事業。公共事業は8%減の36億Sドルだった。JTCの工場建設が減少したのが主な理由。今年は52億~60億Sドルに回復する見通しだ。

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