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社会

2007年1月16日

ジョホール州で第2波の洪水襲う

【ジョホールバル】

大雨により洪水の第2波に襲われているジョホール州では、避難民が11万人に達する勢いとなっている。ジョホールバルやポンティアンでの避難民の数はわずかに減少傾向にあるが、その他の地区で避難者が大幅に増加した。

15日午前10時時点で、344の避難所にいる被災者数は10万9,831人で、バトゥ・パハが最大の3万9,089人。以下、▽ジョホールバル(1万6,417人)▽クルアン(1万6,024人)▽コタティンギ(1万3,189人)▽メルシン(8,239人)――となっている。

州内36カ所の道路が閉鎖されており、幹線道路としては▽コタティンギ~メルシン間▽コタティンギ~セデリ間▽コタティンギ~クルアン間▽ラビス~ヨンペン間▽コタティンギ~クライ間――などが通行止めとなっている。

また、40代と60代の男性2人が細菌性の感染症であるレプトスピラ症で6日と8日に亡くなっていたことが分かった。これで昨年末からの同洪水による死者は15人に達した。水死以外での死者はこれが初めて。レプトスピラ症は、ネズミなどの保菌動物の尿から感染することが多く、死亡した2人は、傷口がネズミの尿の混ざった水に浸って感染したものと見られている。

同州には未だ緊急事態宣言が発令されていない。アブドラ首相は12日、状況が悪化した場合は発令を行う考えであるとしながらも、しばらくは状況を見守るとの意向を示した。

■パハン州やサバ州でも洪水被害拡大■
パハン州やサバ州でも、洪水被害が拡大している。
13日に洪水の第2波に見舞われたパハン州では、同日正午時点で462人が避難所に退避した。主な被災地は▽ロンピン~カンポン・クルニア▽ペルパット▽レコ▽ブキ・セルック――。

サバ州では、14日時点で避難民の数が3,642人に増加した。

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