シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCTスキャン検査、メディセーブ利用を許可

社会

2007年1月11日

CTスキャン検査、メディセーブ利用を許可

保健省は健康保険制度のメディセーブで、病気治療に限定していた積立金利用を、CTスキャン(コンピューター断層撮影法)、MRI(磁気共鳴撮影法)に限り、検査にも認める方針を決めた。

入院した場合を除き、検査にメディセーブ利用を認めなかったのは、安易な検査でメディセーブが浪費されるとの懸念があったためだ。

方針転換は、早期診断を後押しし、病気を予防する方が望ましい、との判断が働いたためと考えられる。国民の間でもメディセーブ利用容認を求める声が多かった。

検査費用は、民間病院で数百Sドルから2,000Sドル近く。国立がんセンター(NCC)では、CTスキャンが140Sドル、MRIが350~475Sドル。

下期から利用を認める。年間25,000人ほどがこの制度を利用する見通しだ。

入院患者がメディセーブから引き出せる額も下期に、一日400Sドルから450Sドルに引き上げられる。B1以上のランクの病室を利用する中所得層を視野に入れた措置だ。

政府は昨年末、慢性病治療にもメディセーブの利用を認める規制緩和に踏み切っていた。また、任意保険のメディシールドも、保険料引き上げの方向で見直す方針だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPCTスキャン検査、メディセーブ利用を許可