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2006年10月6日

船舶燃料のケムオイル、IPO取り止め

船舶用燃料油業者のケムオイル・エナジー(本社・香港)は10月3日、シンガポール取引所(SGX)で計画していた新規株式公開(IPO)を取り止めると発表した。
ケムオイルは最大三億七千四百万米㌦の調達を希望していたが、投資家側が希望する購入価格との差が大きく、現時点でのIPOは不利と判断した。
ケムオイルの船舶用燃料油シェアは米国で20%、全世界で5%の大手。伊藤忠商事が大株主。米国、南米では、航空機燃料、ガソリン、軽油も販売している。
ケムオイルは当初、1株0.65~0.85米㌦での株式公開を希望していたが、価格決定直前になって、0.55~0.85米㌦に改めていた。
原油価格は最近、かつての高値から下落しており、ケムオイルに対する先行き懸念から、募集価格は高いと感じている投資家が多かったようだ。
公募分(千三百十八万株)に対し、個人投資家から七千六十六万株分の応募があった。私募分に対する応募状況は不明。

もしIPOが実施されていれば、今年のIPOで、タイ・ビバレッジの十三億七千万S㌦に次ぐ規模の資金調達になるはずだった。

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