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経済

2006年9月2日

アドバンス・モジュールズ、会社法違反の疑い

一部上場のアドバンス・モジュールズで会社法違反(架空取引)があったもようだ。問題があるとされたのは昨年度決算に計上された1,440万米ドルの受取債権で、未回収。
疑惑を指摘したのは、会計事務所デロイト・アンド・トウシュが派遣した監査人。決算書では、香港の企業と1,440万米ドルの取引があったとされているが、監査人は、「同取引が存在したとの十分な証拠がない」とし、決算内容が正しいかどうかの意見を保留した。
これを受け、会計・企業監督庁(ACRA)がアドバンスに対し、財務諸表に会社法違反の疑いがあるとし、説明を求めた。アドバンスは半導体メモリーのメーカーで、マレーシアに工場がある。
受取勘定についてアドバンスが先に行った説明によると、香港企業から、アドバンスを受取人とする信用状の発行を取引銀行に指示したとの連絡があった。しかし信用状はアドバンスに届いておらず、会社は、この債権に対し個人的に補償を約束したビンセント・タン代表から回収する方針に転換した。タン氏は香港社から1,440万米ドルを回収する権利を与えられる。
会社法違反に対する罰則は、1万Sドル以下の罰金か2年以下の禁固刑、またはその両方。

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