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経済

2006年6月7日

今年の賃上げ幅、最大7%の予想

人材あっせん業の米ケリーサービスは6日、今年の賃金見通しに関する調査結果を公表。最大で7%の上昇が予想されるとした。同時に雇用市況の改善を背景に転職も増加しているという。
高賃金が期待できるのは、保健・医療、生命科学など新たな成長分野で、生命科学で4~8年の経験がある商品マネジャーで最大、月8,500Sドル、薬品業界の上級ビジネス開発マネジャーで同1万5,000Sドルの賃金が見込める。この分野の雇用は今年、40%の拡大が予想される。
多国籍企業の地域本部設置で、外国語に堪能な職員の需要も増加している。
電話による販売・広告活動に従事するテレマーケッターでも、2~3年の経験者で基本給(手数料収入を除く)は通常、1,800~3,500Sドルだが、日本語や韓国語が話せれば3,000Sドル超の基本給が保証される。
金融業界もこの先6~12カ月は引き続き雇用を拡大する見通しで、特に資産運用分野で人材需要が増加している。情報技術(IT)分野でも再び雇用拡大の動きが見られる。
こうした雇用の拡大と平行して転職も増加しており、有能な職員をどう保持するかが企業にとっての課題だ。
3月末時点の就労者数は235万人で、過去最多。

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