シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPREITの見通しは依然堅調、ムーディーズ見解

経済

2015年10月8日

REITの見通しは依然堅調、ムーディーズ見解

〈シンガポール 〉
格付け会社のムーディーズは、シンガポールの不動産投資信託(REIT)を取り巻く環境は良好とはいえないが、業績は安定的に推移するとの見通しを示した。

 

その理由の1つがREITによる保有資産の増加で、キャピタランド・モール・トラストはベドック・モールを、アセンダスREITはザ・ケンダルを購入した。

 

REITが所有する資産の入居率、賃貸料とも今年はおおむね安定しているが、来年は低下圧力がかかると予想されるという。しかし保有資産が多ければ、入居率、賃貸料が多少落ちても大きな影響は免れるという。

 

外国人入国者の減少で経営環境の悪化が予想されるのはホテル、サービスアパートなど接客関連資産を所有するREITだ。接客関連資産の割合が大きいのはファー・イースト・ホスピタリティーで、ムーディーズは収入減を予想している。

 

オフィス、ショッピング施設、工業施設を主要資産とするREITの業績は大幅に悪化しない見通しだ。

 

世界的な景気低迷を背景に、中央商業地区(CBD)内のオフィス需要は低下の可能性があるが、CBD内のビルを主要資産とするREITは資産管理で手慣れているため、大幅な収益減はない見通しだという。

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