シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP付加製造イノベーション群を振興、大学を中核に

社会

2015年9月23日

付加製造イノベーション群を振興、大学を中核に

〈シンガポール〉
イスワラン第2通産相は9月22日、付加製造(AM)技術を国を挙げ開発・普及すると発表した。全国付加製造イノベーション・クラスター(Namic)の名称で推進する。

 

計画の中心になるのは、企画・生産性・革新庁(Spring)、南洋理工大学(NTU)で、シンガポール国立大学(NUS)とシンガポール科学技術デザイン大学(SUTD)も参加する。

 

付加製造は塑像のように材料を付加しながら製造していく造形方法、それによる加工を指し、3Dプリンターが代表例。

 

イスワラン氏は「AMは製造業、特に航空宇宙、精密工学、医療技術の分野に大変革を起こす潜在性を秘めている」と語った。

 

Namicでは公共研究機関、高等教育機関における研究成果の商業化を支援する。具体的には、企業はNamicの機器、ノウハウを活用し3Dプリンターで新製品を試験生産できる。このため、導入予定の技術が有用かをプリンター購入前に評価することができる。

 

NTUの特別プロジェクト責任者、デービッド・ヨー氏によると、3Dプリント技術を利用している企業は少ない。政府は多くの企業による利用を図る。

 

政府は13年に、4分野を振興する計画を発表しており、第1弾が医療診断技術の発展を目指した計画。今回は第2弾だ。予算は4分野あわせて2億Sドル(約170億円)。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP付加製造イノベーション群を振興、大学を中核に