シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP貯蓄債の募集を開始、利回りは最高で年2.63%

金融

2015年9月2日

貯蓄債の募集を開始、利回りは最高で年2.63%

〈シンガポール〉
シンガポール金融管理庁(MAS)は9月1日、個人向け国債のシンガポール・セービングス債(SSB)の募集を開始した。保有期間が長くなるほど利回りが高くなる貯蓄型債券で、満期の10年まで保持した場合、平均利回りは年2.63%になる。

 

初回の起債額は12億Sドル(約1,023億円)。申請受け付けは25日まで。先着順ではなく、応募がすべてそろってから債券を配分する方式を採用する。

 

利回りは、初年度が0.96%、2年目が1.09%、3年目が1.93%で、3年間の平均は1.32%。その後も利回りは上昇し、10年目は3.7%になる。10万Sドル(約853万円)を投資した場合、1年目の利回りは96Sドル(約8,200円)で、10年では2,691Sドル(約23万円)になる。利払いは年2回。

 

今回発行のSSBは国債利回りを参考にした。投資業界の関係者によれば、国債とそん色ない投資商品で、いつでも償還できるという柔軟性が魅力だ。

 

元本保証型。市場で取引される債券ではないため価格変動のリスクはない。申し込みは500Sドル(約4万3,000円)の倍数で、1回の起債につき最大5万Sドル(約426万円)まで申し込める。

 

地場大手行のATM(現金自動預払機)かDBS(POSBを含む)のインターネットバンキングから申し込む。

 

MASは今年、3回に分け計20億~40億Sドル(約1,705億~3,411億円)を発行する。この先5年間、毎月発行する。

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