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経済

2015年8月31日

クラウドレンディング、運営業者は明確な規則を要望

〈シンガポール〉
融資型クラウドファンディングであるクラウドレンディングの運営業者は、業界の発展のためには明確な規則が必要とし、当局に規則の策定を求めている。

 

クラウドレンディングは資金を必要としている事業者に「融資」する形で貸し付け、毎月利息を受け取り、最終的に元本を回収する仕組み。中小企業や新興企業にとり新たな資金調達手段だ。

 

クラウドレンディングに対する監督の枠組みはなく、証券先物法(SFA)の一部条項が適用されるとみなされるが、条項をどう解釈するかで運営業者の対応も異なる。

 

クラウドレンディングを運営している業者は、ニュー・ユニオン、ムーラセンス、キャピタル・マッチ、ファンディング・ソサエティーズ。

 

SFAでは、証券を扱うクラウドレンディングは資本市場サービス(CMS)免許が必要で、証券の一般公募を行う者は当局への登録が必要と規定している。クラウドレンディング業者のいずれもCMS免許を得ておらず、当局への登録もない。

 

証券には額面が10万Sドル(約863万円)以上で、満期が12ヵ月未満の約束手形は含まれない。この規定を利用し、ムーラセンスは額面10万Sドル超で満期が12ヵ月未満の約束手形を投資家に発行するという手法をとっている。

 

ファンディング・ソサエティーズは1万~20万Sドル(約86万円~1,726万円)の融資を受け付けているが「証券を扱っていないため、いかなる政府機関の監督も受けない」との見解だ。

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