シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP欧州中銀の量的緩和受け株価指数が3,400を突破、取引も活発

金融

2015年1月26日

欧州中銀の量的緩和受け株価指数が3,400を突破、取引も活発

欧州中央銀行(ECB)が1月22日、「量的金融緩和」の3月導入を決めたのを受け、シンガポールを含むアジア株式市場は活気を帯び、ストレーツ・タイムズ指数(STI)は前日比1.2%高の3,411と20ヵ月ぶりで3,400の大台を突破した。出来高は18億株、売買高は16億Sドル(約1,400億円)と1月19日以降で最高だった。

 

インドネシア、フィリピン市場の株価指数も終値が過去最高を突破。タイ市場では後場にかけ銀行銘柄に注文が入り指数が上昇した。MSCI新興市場指数は1月19日からの5日間で3.7%上昇した。東京、ソウル、上海市場の株価指数も上昇した。

 

量的緩和ではユーロ圏の政府が発行した国債を毎月600億ユーロ(約8兆円)買い取る。総額は1兆1,400億ユーロ(約148兆円)。量的緩和は欧州経済にプラスとの楽観から、ロンドン市場では欧州株が緩和発表前から値上がりしていた。

 

OCBC銀行の調査部門は「量的緩和で市場参加者は勢いづき、株価、金は上昇し、国債、社債は値上がり(利回りが縮小)する」との見方を示した。
STI構成銘柄で値上がりしたのは、ジャーディン・マセソン、キャピタランド、DBS銀行、コンフォートデルグロ、シンガポール・テレコム(シングテル)。石油・ガス関連銘柄は引き続きさえなかった。

 

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