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経済

2015年1月28日

金貸しへの債務不履行による個人破産が増加

金貸しから融資を受け、返済が滞り破産を宣告される個人が増加している。予算委員会に提出された調査報告書によると、債務不履行で金貸しから告訴され、破産宣告を受けた個人は、2011年の80人に対し、12年は128人、13年は210人だった。

 

シア議員によれば、金貸し業が最も多かったのは11年の249社で、金貸しを利用する住民が増加した結果、時間差で12年以降の破産者が増加したと考えられるという。

 

シア議員は「合法の金貸しは依然、社会で重要な役割を果たしている。合法業者が存在しなければ、人は闇金融に手を出すからだ」と述べた。

 

報告書は、質屋ビジネス、金貸しが特に公営住宅団地で増加していることについて、低所得層など社会的弱者の間でそうした資金融通が増加していることを示唆するもの、と懸念を表明した。

 

金貸しの数は11年の249社に対し13年は200社に減少したが、融資残高はそれぞれ4億8,000万Sドル(約422億円)、4億7,800万Sドル(約420億円)でほとんど変わっていない。

 

質屋の数は06年から13年の間にほぼ2倍に増加しており、融資残高も06年の16億Sドル(約1,407億円)に対し、12年は71億Sドル(約6,243億円)に上った。13年は55億Sドル(約4,836億円)。賭博で金を失った住民が金貸しを利用するケースが多い。

 

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