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社会

2015年8月5日

「26億リンギは献金」汚職摘発委が発表 献金の出所について追求の声

〈クアラルンプール〉
汚職摘発委員会(MACC)は、ナジブ・ラザク首相名義の銀行口座に振り込まれたとする26億リンギ(約835億円)に関する調査結果を発表。入金があったのは事実だとした上で、メディアで指摘されているような1MDBからではなく「献金」だと説明した。

 

ただMACCは献金を行なった人物については口を閉ざしており、MACCのこうした調査姿勢に対する疑念の声が上がっている。野党や汚職を追及する民間団体などからは巨額な献金の出所について更なる調査を求める声が上がっており、ナジブ首相は依然として厳しい立場に立たされている。

 

野党・汎マレーシア・イスラム党(PAS)は、▽26億リンギが正当な資金であるならなぜ口座を突然閉鎖したのか▽政治献金を行なったのは誰なのか▽献金に際して何らかの条件はつけられていたのか▽1MDBからの入金でないなら、なぜ誤った報道を行なった米ウォール・ストリート・ジャーナルを訴えないのか——といった10項目の質問状をMACCに提出した。

 

ナジブ首相への批判を強めるマハティール・モハマド元首相も、「政治献金ならば個人口座に振り込まれることはない」とし、関税局がナジブ首相の口座をきちんと調査したのかと疑問を呈した。マハティール氏の実娘で社会活動家であるマリナ氏も「英国の政治献金が1億8,200万リンギ(約58億円)であることからすると26億リンギはあまりにも多すぎる」と指摘した。

 

一方、1MDB事件が明るみになるきっかけを作った内部情報漏洩について、警察は漏洩した人物の犯人探しを進めており、カリド・アブ・バカル警察長官は、中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル・アジズ総裁やMACCのモハマド・シュクリ・アブドル副委員長からも事情聴取を行なう可能性を示唆した。

出典:マレーシアナビ!
http://www.malaysia-navi.jp/

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