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使えるビジネスイングリッシュ

2007年12月17日

会社として送るクリスマスカード

もうすぐクリスマス。壁に所狭しとクリスマスカードが貼られているオフィスも多いでしょう。会社としてクリスマスカードを送る場合は、個人宛とは区別して『Business Christmas Card』と呼ばれます。ただし、クリスマス色は消して『Season’s Greetings』もしくは「New Year Card」として出されるのが一般的です。

 

ビジネス向け例文

To our customers and friends, we extend our best wishes for a joyous holiday season and a successful new year.

(お客様並びにパートナーの皆様へ、楽しいホリデーシーズンをお過ごしください。来年も良い年であることを願っております)

 

Wishing you every happiness this holiday season and throughout the coming year.

(このホリデーシーズンも、そして来年も幸多きものであるよう願っております)

 

Season’s greetings & best wishes for the new year.

(良い年をお迎えください)

 

カジュアルな例文

Wishing you peace and happiness during this festive season.

(あなたにとって穏やかで幸せなフェスティブシーズンになりますように)

 

Wishing you another happy and healthy year.

(来年も良い年になるといいですね)今年良いことがあった友人などに対して

 

We hope that 2008 will be a fantastic year for you and your family.

(2008年はご家族にとって良い年でありますように)今年辛いことがあった友人などに対して)

 

英文クリスマスカードのマナー

クリスマスカードのマナーには以下のようなものがあります。

 

  • 英文はすべてセンタリングする。
  • 会社名、住所、署名等は、あいさつ文の下に記入。
  • 相手住所・宛名は手書きで書くのが礼儀。
  • Business Christmas Cardでは、特に個人的な書き込みはしない。
  • 封筒の表書きはSeason’s Greetingsか、Happy Holidaysとする。

 

ここで注意しなければいけないのは、『Merry Christmas!』という表現はキリスト教徒に対してのみ使うということです。取引先にクリスマスカードを送る場合は、相手の宗教に特に注意が必要です。日本では誰彼かまわず安易に送りがちですが、クリスマスは本来キリスト教徒が祝うものです。現在の世界情勢でイスラム教徒やユダヤ教徒の人達にクリスマスカードを送ることは、実は極めて失礼な行為にあたります。特にビジネス上の取引関係にある会社宛の場合、受け取る人の宗教に配慮が必要です。

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.112(2007年12月17日発行)」に掲載されたものです。

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