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中国語学習

2010年5月3日

外国語の練習と説明

大きくとらえれば、外国語の学習は、「練習」と「説明」の二つの部分に分けることができます。「練習」は先生の指導と学習者の両方の努力が必要ですが、「説明」に関しては先生に頼るしかありません。その際、大人の学習者には自分の母国語で説明してもらうことがとても重要になります。母国語で、理路整然とした分かりやすい説明を聞けば、効率よく知識を吸収でき、良い学習効果が得られます。母国語で説明してもらえば、車で旅行に行くように早く楽に目的地に到着できますが、まだ中国語の初心者や英語が得意ではない学習者にとっては、中国語や英語で文法や慣用句などを説明してもらうと、十分理解できないため、徒歩で旅行に行くように目的地に到着するまで大変時間がかかり、その疲労も大きいことでしょう。

 

さらに会話練習では、日本語ができる先生と日本語ができない先生の両方と練習することが望ましいでしょう。中級までは教師資格のある中国人の先生と練習すれば、先生はおおむね癖のない綺麗な中国語を話しますので、良い影響が受けられます。また日本語ができる先生と会話の練習をすれば、和文中訳や中文和訳も含め、的確な表現が学べます。

 

上級レベルに入った後は、できるだけ様々な中国人と会話をする方が良いです。中国語しか話せない普通の中国人と幅広く会話を行えば、ヒアリングの上達が早くなり、習った中国語を最大限に表現する力も身につきます。発音をマスターした後には、このような練習が会話能力を上達させるコツになります。

 

中国には「有志者事竟成」(志さえあれば必ず目的達成できる)という諺があります。中国語習得を志した皆さんも途中で諦めずに、良い教材、良い教師、良い学習法の元で努力すれば、必ず難関を越えて、中国語をマスターする事が出来ると思います。

 

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文=趙玲華(チョウ・リンカ)(チャイナリンガスクール 校長)

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.166(2010年05月03日発行)」に掲載されたものです。

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