A.陳述文
②述語形容詞の前に置く程度副詞は、特に強く発音しない限り、程度を強調する役割は弱く、単に形容詞述語文全体の音のリズムのバランスを取る働きをしているにすぎません。形容詞一文字が述語の場合、音節が一つしかないので、どうもリズムの上で何かが足りない……と感じるためであり、それを補うために形容詞の前に程度副詞を入れるようになったのです。
③ただし、形容詞述語文をもって対比を表したり、問いに答えたりする場合は程度副詞を述語形容詞の前に置く必要はありません。
a.陳述: 述語形容詞の前には程度副詞を必要とします。
b.対比: 述語形容詞の前に程度副詞を必要としません。もし程度副詞が使われていたら、特別にその程度を強調する役割を果たしています。
c.質問への回答: 上記「対比」の説明と同様です。