2013年8月19日
熱中症対策
熱中症はちょっとした工夫で予防できます。夏期の日本への一時帰国の際も気をつけたいものです。正しい予防のポイントを紹介します。
温度の把握・休憩時間・休憩場所の管理
・天気・湿度・最高気温(特に体温の36度より高い時は大変危険)に注意し、熱中症のリスクの高さを把握しておく
・暑い日の屋外スポーツでは、15~20分ごとに必ず休憩を取る
・広いスポーツ会場などでは、体調が悪くなったときに休めそうな日陰などの涼しい場所を必ず見つけておく
・熱疲労を予防するため、体調が悪い日は不要の外出を控える。前日は十分に睡眠をとり、深酒をしない
屋内でも気温に注意しましょう。汗がたくさん出る屋内でも熱中症は起こります
帽子・服の工夫
・直射日光を避けるため、日中は帽子をかぶる
・熱を反射する効果がある白っぽい色の服を着る
飲み物の選び方・飲み方
・スポーツドリンクなどのイオンを含む飲料を用意しておく(塩分0.1~0.2%と表記のあるものがよい)。飲み物の温度は、ほどよく冷えた5~15度がベスト
・運動前には250mlから500mlを数回に分けて飲む
・運動中は約20分ごとにひと口から200mlずつ飲む
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.240(2013年08月19日発行)」に掲載されたものです。