(清水千佳子・西神店)
まさに、すごいの一言!次から次へと出てくる謎に、まるで自分も一緒に解いているような感覚。本の中に出てくる秘密結社や絵をインターネットで夢中になって調べながら読み進める日々…(ちなみに解けたものは1つもない)。しかも謎を解くスリリングさだけではなく、主人公達の間で芽生える、ちょっとした恋心や、友情、家族愛もあり、読み終えた後の爽快感と、ほのぼのとした心地良さは、もはや、ミステリーという分野の枠を超えています。つい本物の“モナ・リザ”や“最後の晩餐”の絵を見てみたくなりました。
(幡田麻由・梅田本店)
角川書店