という事で(?)、今回ご紹介するのはそんな環境問題を取り扱った先駆書として有名なレイチェル・カーソンの『沈黙の春』です。既に読んだ事のある方も多くいらっしゃるでしょう。内容は今話題のCO2削減、異常気象といったものではなく、殺虫剤による昆虫世界への影響、ひいては人間に及ぼす問題を描き自然破壊への警鐘を鳴らしているものですが、後半に書かれている「自然は逆襲する」という章は現在起こっている環境問題全てに通ずる問題では無いかと思います。自然はそんな簡単に人間の手に負えるものではありませんね、と月並みな落ちを書いてしまいそうですので、良ければ読まれてみて下さい。因みに本を読むのはテレビやネットよりもエコ?かも知れませんよ…。(宣伝です)
新潮社