「愚痴を言う」、「興味が無い事は避ける」、「自分さえ良ければと考える」ことは、科学的に脳の構造を考えても、良くないことであるという。脳に悪い習慣を続けると、結果として頭の働きが鈍り、能力も後退させてしまう。
脳は気持ちや生活習慣で働きが大きく変わるそうだ。悪い習慣をやめるだけで、集中力や記憶力が高まるなど、メリットが生まれる。
最後の章にはチェックリストもあり、自分自身の日常を振り返ることができる。専門的な用語も出てくるが、読むと前向きな気持ちになれる新書である。
幻冬舎/ISBN:9784344981447