主の命に逆らい、死ぬ事を覚悟して小夜を守る事を決意した霊狐、野火。その野火に知らずの内に心惹かれていく小夜、二人の淡い愛を『守り人』シリーズや『獣の奏者』で圧倒的な世界観を作り上げてきた上橋菜穂子が描いた物語。
上橋菜穂子が珍しく設定を古い日本にして描いた本作は、どこか淋しさのある物語になっている。野間児童文芸賞を受賞している本作ですが、他の上橋菜穂子作品同様、大人が読んでも楽しめる作品。
新潮社/ISBN:9784101302713
主の命に逆らい、死ぬ事を覚悟して小夜を守る事を決意した霊狐、野火。その野火に知らずの内に心惹かれていく小夜、二人の淡い愛を『守り人』シリーズや『獣の奏者』で圧倒的な世界観を作り上げてきた上橋菜穂子が描いた物語。
上橋菜穂子が珍しく設定を古い日本にして描いた本作は、どこか淋しさのある物語になっている。野間児童文芸賞を受賞している本作ですが、他の上橋菜穂子作品同様、大人が読んでも楽しめる作品。
新潮社/ISBN:9784101302713