現在のサッカー日本代表で不動のサイドバックとして活躍している内田篤人。鹿島アントラーズに入団後Jリーグ3連覇を達成し、日本代表に選出され、2010年にドイツのシャルケ04に移籍し輝かしい実績を残している。
2011年に発売されたフォトエッセイとしては異例の15万部を売り上げた『僕は自分が見たことしか信じない』。本書はその発売後の自身の低迷や怪我のことなど新たに文章を大幅加筆した、文庫改訂版である。
多くのファンを持つ彼は、端正な外見だけではなく、男らしい一面を持ち、誰よりも優しい心を持っている。まえがきで「サッカー選手はサッカーのみに真摯に取り組めばいい」と書かれているように、誰よりもサッカーに対して真摯である。内田篤人が自分の内面を素直に綴った一冊。
幻冬舎文庫/ISBN:9784344420243