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2011年2月14日

シンガポール最新 ショッピングモール案内

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ここ2年ほどの間に、新しいショッピングモールがシンガポールで次々とオープンしました。この流れが作られた理由は大きく2つあると考えられます。ひとつは昨年オープンした2つのカジノ総合リゾートによってシンガポールを訪れる人の増加が見込まれたこと、もうひとつは、住宅地が郊外へ広がっていることに伴い、新たな商業地区が形成されつつあること。オーチャードやマリーナ・ベイなどのシティエリアだけでなく、タンピネスやセラングーン、ジュロンなどでも大型ショッピングモールが増えていることにも現れています。

 

今回は2009年以降にオープン、もしくはリニューアルした10のショッピングモールをリストアップ。さらに、その中から日系の建設会社が施工したショッピングモールを中心に、4つのモールをピックアップしてご紹介します。

 

オーチャードの表玄関で光り輝くショッピングモール
ION Orchard

Screen Shot 2015-07-21 at 2.58.15 pmシンガポール随一の繁華街オーチャードの中心地にあるIONオーチャードは、2009年7月のオープン以来、オーチャードの新たなランドマークとして注目を集めてきました。地上4階、地下4階というユニークな建物の施工を行ったのは五洋建設。2006年7月に着工し、約3年の歳月を経て完成しました。

 

IONオーチャードは、隣接する高層の住宅棟ザ・オーチャード・レジデンス(The Orchard Residences)とあわせて、オーチャード・ターン・プロジェクトとして開発されました。高さ218メートルのザ・オーチャード・レジデンスは、昨年12月に完成、55、56階にある展望デッキやレストランからの眺望の良さが早くも話題になっています。

 

キラキラと光り輝く外観もIONオーチャードの特徴のひとつ。その姿はオーチャード・ロードの”Crown Jewel”という形容にふさわしく、まさに宝石をちりばめた王冠のよう。夜間にライトアップされると、その光り輝く姿が夜空に映えます。約350あるテナントには、ハリー・ウィンストン、プラダ、ルイ・ヴィトンなど世界の超一流ブランドも顔を揃えています。

 

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地下2階はMRTオーチャード駅に直結、さらにパターソン・ロードをはさんだウィーロックプレイス(1994年完成、五洋建設が施工)とは地下街で接続され、24時間通行可能です。オーチャード交差点を囲む4つのブロックがすべて地下通路で繋がり、人と車の流れを分けることで交通渋滞緩和にも一役買っています。

(取材協力:五洋建設)

 

ペットも一緒にお出かけできる郊外型モール
nex

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昨年11月下旬にオープンしたばかりのnexは、MRT北東線セラングーン駅に直結した新しい大型ショッピングモール。外壁の一部はグリーンカーテンで覆われていて、シンプルなグレーのコンクリート壁の部分とのコントラストが映えています。

 

伊勢丹や10スクリーンを備えた映画館ショウ・シネプレックス、日本の人気パスタ店・壁の穴などがある日本食レストラン街Shokutsu 10といった主要テナントに加え、24時間営業のフェアプライス・エクストラ、セブンイレブンもあり、一部の飲食店は深夜まで営業しているので仕事や外出で帰りが遅い時でも立ち寄れます。気軽に利用できるお店からちょっとハイクラスなお店まで様々なカテゴリの店舗が揃っていて、いろんな目的に対応できるのは大型ショッピングモールならでは。

 

nexの屋上にあるスカイガーデン(SkyGarden)には、ドッグパークの”K9″と、子供たちの遊び場である”KidzPlay”があります。K9へは外側にある専用のエレベータまたはエスカレータで直接アクセスできるので、安心して利用できます(犬と一緒にアクセスできるのはK9のみ)。また、KidzPlayはドライとウェット2つのゾーンがあり、ウェットゾーンではいろんなオブジェから噴出す水しぶきに子供たちが大喜び。お子さん連れの方は、タオルと着替えの用意をお忘れなく。

 

人にも環境にもやさしい”エコ”モール
City Square Mall

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リトルインディアのメイン・ストリートであるセラングーン・ロードと、キッチナー・ロードが交差する一角にあるシティ・スクエア・モールは、公園と一体化した環境配慮型の”エコ”モール。モールへの入り口前には芝生がグリーンのカーペットのように広がっていて、周りの樹木とともに訪れる人をやさしく出迎えてくれます。

 

シティ・スクエア・モールの施工を手がけたのは鹿島建設。通常は、建物を建設する前にまず掘削が行われ、基礎部ができてから上階へと工事を進めますが(順打ち工法)、このプロジェクトでは逆打ち工法という1階部分から地下1階、そのあと更に地下2階、と下の階に向かって進めていく工法が採用され、同時に地上階の工事も進めることで工期の短縮が図られました。”エコ”モールを完成させるまでの約3年間の工事期間中にも、作業中に出る泥水のリサイクルや、廃棄物の分別、建築資材へのエコ製品の使用など、工事現場でも環境を意識した取り組みがあったそうです。ほかにも、元々あった樹木を生かす、工事の騒音を抑える、作業中に出る粉塵が周辺地域に影響を及ぼさないように配慮するなど、施工中からのひとつひとつの積み重ねが”エコ”モールを実現しています。

 

シティ・スクエア・モールは、ショッピングのためだけでなく、人々が集う”タウンセンター”を目指していて、子供向けイベントや環境問題への取り組みについて大人から子供まで一緒に学べるイベントなども開催しています。楽しく過ごしながらエコライフに一歩近づける、新しいスタイルのモールです。

(取材協力:鹿島建設)

 

金融ハブの地下に広がるショッピングモール
Marina Bay Link Mall

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シンガポールの新しいダウンタウンとして着々と開発が進むマリーナ・ベイ地区で、中心となるのがマリーナ・ベイ・フィナンシャル・センター(写真右)。オフィスビル3棟とレジデンス棟で構成され、国内外の金融機関が多数オフィスを構える金融ハブとして動き始めています。このプロジェクトでオフィスビルの施工を行っているのはシティ・スクエア・モールと同じく鹿島建設。地元企業との共同事業で、第1期工事としてタワー1とタワー2が昨年8月に完成しました。

 

その地下に広がるショッピングモールがマリーナ・ベイ・リンク・モール。昨年11月にオープンし、和風パスタ専門店の五右衛門や点心で人気の高いディン・タイ・フォンなどの飲食店、ファッションブティック、ショップなど55店が軒を連ねています。

 

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MRT南北線のラッフルズ・プレイス駅とマリーナ・ベイ駅の間という位置で常時運行している地下鉄の路線が横断していることに加えて、敷地内にある既存の共同溝、埋立地であることによる地盤の悪さ、隣接するマリーナ・ベイの潮位によって発生する排水の逆流など、工事においてはいろいろと難しい点も。しかし、万一地下部分で水漏れ等があっても、二重壁や二重床の中を通って排水がされるよう、デザイン的に工夫・施工されているとのことなので、ご心配なく。

 

マリーナ・ベイ・フィナンシャル・センターは現在第2期のタワー3の建設が進行中で、2012年に完成予定。マリーナ・ベイ・リンク・モールも倍近い広さに拡大されます。これからの更なる変化も楽しみです。

(取材協力:鹿島建設)

 

Shopping Mall DATA

 最寄り駅(路線名)オープン
またはリニューアル
売場面積店舗数
(概数)
営業時間
※ショップにより異なる
ilumaブギス駅(東西線)2009年3月191,580sqft90店10:00~22:00
Tampines 1タンピネス駅(東西線)2009年4月260,000sqft170店10:00~22:00
ION Orchardオーチャード駅(南北線)2009年7月663,000sqft350店10:00~22:00
Orchard Centralオーチャード駅(南北線)2009年7月250,000sqft350店11:00~23:00
City Square Mallファラー・パーク駅(北東線)2009年9月700,000sqft250店10:00~22:00
313@Somersetサマセット駅(南北線)2009年12月294,000sqft180店10:00~22:00
Manderin Galleryサマセット駅(南北線)2009年12月125,000sqft100店11:00~22:00
PARCO Marina Bayプロムナード駅(環状線)2010年3月85,000sqft100店10:30~21:30
Marina Bay Link Mallラッフルズ・プレイス駅
(南北線)
ダウンタウン駅
(2013年開業予定)
2010年11月93,8000sqft55店10:00~22:00
nexセラングーン駅(北東線)2010年11月600,000sqft360店10:30~22:30

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.183(2011年02月14日発行)」に掲載されたものです。
文= AsiaX編集部

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