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ヘルスウェイジャパニーズメディカルセンター通信

2018年11月1日

日本での風疹流行

日本では7月末以降首都圏を中心に急速に風疹の流行がみられています。その患者増加数は2012年の大流行時にも似ているため、今回も首都圏から地方への流行の波及が起こると思われます。

 

シンガポールにいてもその影響は避けることはできません。患者の94%は男性、特に30〜40代の方が多くなっています。この年代の男性は風疹を含んだワクチンの接種対象ではなかったため,抗体がないのです(図)。海外駐在の方の大部分もこの年齢に当てはまるため、日本に出張した際に感染し、シンガポールに戻ってから発症することも十分考えられます。症状としては発熱、発疹、リンパ節腫脹ですが、一番問題なのは妊娠20週までの妊婦さんが感染すると赤ちゃんが先天性風疹症候群(先天性心疾患、難聴、白内障)を発症するということです。


 

風疹の感染を予防するには予防接種しかありません。基本的に1歳以降の接種ですが、流行地では6ヵ月の乳児から予防接種を受けることが可能です(その際も1歳以降は通常通り接種します)。

 

予防接種を心配される方もいると思いますが、風疹の予防接種によって自閉症が多くなるという説は否定されていますし、脳炎の発生率が自然罹患では4~6千人に1人なのが予防接種では100~150万人に1人にまで減るのです。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.339(2018年11月1日発行)」に掲載されたものです。

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