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シンガポール不動産「耳寄り情報」

2017年2月20日

3月・4月は住宅探しのラッシュ・アワー

2月末から4月末は、日本人駐在員の住宅探しのいわば「ラッシュ・アワー」です。日系企業の人事異動のほぼ半数がこの時期に集中し、家賃も5~10%程度アップします。この時期の住まい探しの注意点と、今年の着目点をリストアップしてみました。

 

1.Marina Bay~Tanjong Pagar地区物件の需要急増見込み:
今年は、大手総合商社2社のMarina Bay, Tanjong Pagarへの移転が予定されています。大手船会社2社も、Tanjong Pagar地区の新築ビルへの移転を計画しています。日系メガバンクもRaffles PlaceからMarina Oneへの入居が決まっています。結果として、日系企業のオフィス分布がMarinaやTanjong Pagar方面にシフトし、これらの地区における単身者向け住宅の相場反騰につながる可能性があります。特に、年度代わりの異動のピークシーズンには 物件の奪い合いも顕在化しそうです。

 

2.MRT Downtown Lineリバーバレー区間開通予定:
MRTダウンタウン線のChina Town~Expo区間が今年半ばに開業予定です。その結果、ビジネス街のMarina BayやDowntown方面からリバーバレー方面Fort Canning駅(Liang Court脇)が最短距離で結ばれるので、特にMarina地区の駐在員の通勤における利便性の向上が期待されます。

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