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シンガポールでお国自慢

2016年11月7日

東海市(愛知県)

中部圏を代表する臨海工業地帯

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細井平洲の肖像画

東海市は愛知県知多半島の西北端に位置し、北は名古屋市と接しています。現在の市域北部にあった上野町と南部にあった横須賀町が合併して、1969年4月1日に誕生しました。「東海市」という名称は公募で決められ、候補名は他に名南市・愛知市・知多市・平洲市とあった中から、「東海地方を代表するようなスケールの大きい名」「全国的によく知られ知名度が高い」「中部圏の中心となるにふさわしい名称」という理由で選ばれました。現在は、鉄とランのまちとも呼ばれ、中部圏最大の鉄鋼基地を擁し、東海市の農業のシンボルとしてランの生産も盛んです。また、江戸時代の教育者で、米沢藩9代藩主・上杉鷹山(ようざん)の師であり、尾張藩校明倫堂の初代校長として藩の学校教育、社会教育に尽くした細井平洲が誕生したまちとしても知られています。そのほか、エビせんべいの坂角総本舖、トマトジュースやソースを製造するカゴメ株式会社の創業地でもあります。

 

東京五輪、リニア開業に向けてホテル誘致を強化

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太田川駅前の再開発ビル「ユウナル東海」

2016年4月1日から、インバウンド戦略での優位性や産業の一層の振興を図るため、愛知県内初となる「ホテル等の誘致に関する条例」が施行されました。同条例ではホテル等の新設と増設、事業運営に関する3つの交付金制度を創設。ホテルを新設または増設した場合、固定資産税と都市計画税の相当額を課税初年度から5年間、年1億円を上限に交付します。新設の場合は下水道使用料相当額も5年間交付します。市の玄関口として、周辺の再開発整備を行ったばかりの太田川駅を始め市内鉄道駅の半径1キロ以内、もしくは幹線道路に面した場所に建設するホテルが対象で、新設は50室以上で建築費1億円以上、増設は10室以上増(既設を含め計50室以上)で、建築費2,000万円以上を条件としています。
東京や大阪、名古屋といった大都市でホテル不足が生じていることに加え、今後は訪日外国人旅行者がさらに増加すると予想されています。名古屋市や中部国際空港に近接するなど、立地条件に恵まれた特性がありながら、現在、市内の宿泊施設は6ヵ所、部屋数は合わせて460室、収容人数は560人、稼働率は7~8割です。今後はこの条例の制定をきっかけとして、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前まで、2027年リニア中央新幹線の開業までという2段構えで、市内に1,500人程度が宿泊できる客室を確保できる環境を整えていきたいと考えています。
条例が施行された後、問い合わせは徐々に増えており、もしホテルを誘致できれば、交流人口の増加や観光面を中心に、市に限らず知多半島全体への波及効果もあると期待しています。

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