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シンガポールでお国自慢

2016年3月7日

長崎市(長崎県)

観光地としての魅力が増す港湾都市

2015年7月、長崎市内にある第三船渠(だいさんせんきょ)、旧木型場、ジャイアント・カンチレバークレーン、占勝閣、小菅修船場跡、高島炭坑北渓井坑跡、端島炭坑、旧グラバー住宅の8つから成る「明治日本の産業革命遺産」が、世界文化遺産に登録されました。中でも話題を集めているのが、1974年に閉山となった炭坑がある端島(はしま)です。岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦に似ているところから「軍艦島」と呼ばれ、無人島でありながら人気の観光スポットとなっています。
また、豚骨や鶏ガラのスープに新鮮具材と、唐灰汁(とうあく)を使った麺を入れた「ちゃんぽん」。卵、砂糖、小麦粉、水飴のみで仕上げた甘い菓子の「カステラ」。暑い地域にぴったりの甘いフルーツ「枇杷(びわ)」といった長崎市ならではの食も充実。さらに、2015年10月の「夜景サミット2015」では、長崎市が1位の得票数を得て「日本新三大夜景都市」に選ばれたことでも注目を集めています。

297web_Photo1-夜景

3位の神戸市、2位の札幌市を抑えて、堂々の1位に輝いた長崎市の夜景。

外国人旅行者にやさしい街づくり

長崎市は日本国内の少子化による修学旅行生の減少、長崎市内の人口の減少などが影響し、近年は、海外から観光客を誘致することが重要課題となっています。

2011年4月から、長崎市では外国人観光客の受入体制を整備して満足度を高め、街の賑わいと経済活性化に繋げることを目的とした「国際観光客誘致プロジェクト」を実施しています。これまで、路面電車の主要電停における電車利用法や周辺観光地案内、主要バス停における観光地までのバスの乗り方案内で多言語看板を設置したほか、主な観光施設におけるWi-Fi環境の整備、長崎市内に宿泊する外国人観光客を対象とした主要観光施設の各種割引カードの配布を行ってきました。その結果、2014年の外国人延べ宿泊者数は21万2,524人と過去最高を記録。今後は2020年までに長崎市内の外国人延べ宿泊者数を60万人まで増やすことを目標としています。

海外映画のロケ誘致と制作を支援

長崎市は、軍艦島を舞台としたタイのホラー映画『Hashima Project』のロケ誘致と制作支援も行いました。タイの若者に人気のアイドルが主演する同映画は2013年10月に現地で公開されると、見事興行成績1位を記録。この映画の公開を受けて、タイでは端島の人気が高まり、軍艦島クルーズを含むツアー商品も登場しました。
なお、長崎市の観光情報は、ウェブサイトなどでご覧いただけます。

297web_Photo2-軍艦島

実写映画『進撃の巨人』の撮影ロケ地にもなった端島、通称軍艦島。

 

〈長崎市公式観光サイト あっ!と ながさき〉
http://www.at-nagasaki.jp
〈一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会〉
http://nitca.at-nagasaki.jp

 

キャラクター紹介

297web_chara低炭素社会の象徴であるシロクマをモチーフにしたていたんは、鼻と口で「エコ」を表し、北九州市の花「ひまわり」をあしらったバンダナを身につけています。一方のブラックていたんは、鼻と口が「エゴ」になった、ちょっとわがままなお友達。仲良く、時にはぶつかり合いながら、エコに関する良いこと悪いことなどを伝えています。

 

案内人 梅澤 泰紀 (うめざわ やすのり)

福岡県出身。長崎市の観光の魅力にひかれて長崎市役所に勤務。シンガポール滞在歴は1年。サッカーが趣味で、毎週日曜は息子のサッカーチームの練習に付き添っています。また、多民族国家のシンガポールでしか築けない人的ネットワークを広げたいと思っています。

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.297(2016年3月7日発行)」に掲載されたものです。

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