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プロだから知ってる!ゴルフのお話

2011年4月18日

南米のプロゴルフツアー

187この頃一緒にゴルフをしているプロから、「なぜJUN OJIMAはミスショットや短いパターを外しても怒らないんだ?」と不思議がられるのですが……いやいや違います!以前は相当イライラしておりましたよ!でもね~昔々、16年前に南米ツアーに2年間出てから考えが180度変わったのです。
当時はコロンビアから始まり、最南端のチリまで1~2週間単位で毎回違う国を4ヵ月かけて回っておりました。何か事件は起きなかったのかって?もちろん、ありました……それはそれは常識では考えにくい事がたくさん!
ペルーのリマで、ホテルの隣のクリーニング屋さんにゴルフウエア、ズボン等を出して翌日取りに行くと、白系の物全部が何となく綺麗な赤色に染まっておりました。「え~っ、何これ??」と怒っても「数があってたら文句を言わないで!」と、ニッコリ笑われました。翌日、その服を着てゴルフ場に行くと、皆さんのゴルフウエアが一緒の色になっておりました……。また、試合中はプロゴルファーが100人ぐらいで同じ飛行機に乗るものだから、毎回ほぼ貸切!当時、CA(客室乗務員)が身振り手振りでやっていた機内安全確認も、何とプロゴルファー全員が当たり前のように真似します。CAの横で誰かが一緒にやるのもお決まり、誰も行かないと当然JUN OJIMAの登場。試合会場ではバスでの移動中、可愛い女性を発見するたびに窓を開けて大声で叫んでおりました……それはそれは何事にも本能で楽しく生きる男達のゴルフツアーでした。
でも最初の1ヵ月は、私は試合では全然駄目で予選落ち!焦る気持ちから毎日たくさんボールを打ってヘトヘトになっておりました。でも他の選手は試合の後はプールでのんびりしたり、皆でビーチバレーで遊んでいたのです。見かねた友人が「お前は練習をやりすぎだぞ!もっとゴルフを楽しめよ!ゴルフができるだけで俺達は幸せだぞ!」と教えてくれました。以来、ゴルフはゴルフ、 遊びは遊びと頭を切り替え、選手同士で色んなスポーツや楽しい事もたくさんしていたら、ゴルフ も段々良くなってきたのです。
日頃、ミスショットで怒ったり、ゴルフのスコアが悪くて落ち込んでいる方も、体が健康でゴルフができること自体幸せなんだ、と思ってはいかがでしょうか?この気候の良いアジアで、広大な土地を思いっきり使い、楽しい仲間や家族皆さんで楽しめるゴルフを!!

文=JUN OJIMA

1967年生まれ。5歳の時から米国・オーストラリア・マレーシア・南米で生活し8ヵ国語に堪能。1992年プロ転向、アジアを中心に欧州や南米のツアーに参戦。現在マリーナベイゴルフコースでジュニアから上級者まで幅広くレッスンを行っている。レッスンのお問合せはメールもしくはウェブサイトへ。

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.187(2011年04月18日発行)」に掲載されたものです。

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