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お茶の種類と効能

ここシンガポールに住んでいると、中国茶はとても親しみやすい飲み物だと思いますかが、皆さんはよく飲まれますか?「中国茶を習った」と言う方も多いようです。実は、私も8年程前に習った経験があります。中医師としては、中国茶は中薬の起源なので、美味しいお茶を入れることもさることながら、「お茶は身体に良いとは言うけれど、ではこのお茶は身体に対してどんな効能があるのかしら?」というのが気になります。しかし、講習ではその辺のことは知る事ができませんでした。もし効能を知っていれば、身体の調子に合わせて飲めて病気の予防、健康の増進につながるのではと、中国と日本の本を色々調べてみました。この連載では、日常的に皆さんにも使っていただける中国茶の知識を今回からご紹介していきたいと思います。

中国茶は基本的に発酵の仕方と程度で色が6種に分かれ、そこに花茶が入り7種となります。効能とお茶の種類の一部についてまとめましたので右の表をご覧下さい。

表の中に、よく飲むお茶はありますか?ほんの一部ですが、効能を知ると、どのお茶をどの様な時に飲めば身体に良いかが分かり、日々の健康に役立つのではないでしょうか。

次回からは、中薬を使って作るお茶を紹介していきます。こんな症状の時はどんなお茶を飲んだら良いの?といったご質問などありましたらアジアエックス編集部(editors@asiax.biz)までお寄せください。今後ご紹介する中で取り上げて行きたいと思います。