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欠伸時(あくびたいむ)

2012年8月6日

肉骨茶はなぜ「茶」なのか?

スクリーンショット 2015-07-01 22.30.49今号は肉骨茶(バクテー)の企画が載っているので、便乗して当コラムでも肉骨茶の話題を。どうして肉骨茶は「茶」と書くのか?原料に茶は使われているとは思えないので、「肉骨汁」と書くべきでは?そこで亞華肉骨茶餐室で聞いてみた。すると答えは、本来、肉骨茶は「功夫茶(カンフー茶)」というお茶を飲みながら食べるからとのこと。肉を食べて体の中にたまる脂肪を、熱いお茶を飲んで中和するということらしい。今でも功夫茶を提供する店がある。
もともと肉体労働者の活力源としての朝食とされ、ちょっと武骨なイメージがある肉骨茶。実はお茶といっしょにいただくという、意外に上品な面もある料理なのであった。
写真:亞華肉骨茶餐室にて撮影

文=AsiaX編集部

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.217(2012年08月06日発行)」に掲載されたものです。

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