中国正月は、みかんもお金も偶数

今年は2月10日が中国正月の元旦。日本ではあまりなじみがない（聞くところによると、沖縄県糸満市では旧正月を祝うらしい）旧正月だが、華人にとっては大切な時期であり、独特の習慣がある。

例えば、親類や友人の家をみかんを持参して訪ねる。みかんはインゴット（Ingot、地金）を意味し、相手1人につき2個というふうに偶数個を渡す。

みかんを渡し合うことで、互いに幸運を交換し合うという意味があるようだ。偶数であることは重要で、お年玉のような紅包（アンパオ）の金額も偶数を渡さなくてはならない。

一方、中国正月にしてはいけないことも多く、ここには書ききれないほど。

文＝AsiaX編集部