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熱帯綺羅

2017年10月26日

チャンギ国際空港に待望の新ターミナル4がオープン

英国の航空サービス格付け会社であるスカイトラックスの世界空港ランキングで1位を8度も獲得し、常に注目を集めるチャンギ国際空港。利用客の増加に応えるため、一部の日本人の間で通称ターミナル4と呼ばれていた格安航空会社向けのバジェット・ターミナルを取り壊し、同じ場所に、最新技術を取り入れ、キャパシティを2倍、敷地面積を7倍に拡大させた新ターミナル4を2017年10月31日にオープンしました。これまでも空港の概念を超える充実した設備で利用客に新鮮な驚きを与えてきたチャンギ国際空港、新ターミナルには、さらに新しい試みが盛りだくさんです!

 

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建物のグリーン化を進めるBCA(建設業管理庁)より緑化建築物カテゴリー2位の「GreenMarkGoldPlus」の承認を受けているターミナル4(写真提供:チャンギ国際空港)

 

シンガポールのプライドを
ふんだんに盛り込んだ新ターミナル

一貫してセルフサービスで通過可能な出国手続き、統一されたデザインテーマ、伝統を取り入れたショッピングエリア……。現状に甘んじず、またも利用客をあっと言わすターミナルを創設したチャンギ国際空港。運営を行うチャンギエアポートグループ(CAG)のシニアバイスプレジデント、アイヴァン・タン氏に、同空港が目指すところについて聞きました。「チャンスを無駄にしないよう、需要に先駆けた建設を経営理念として心がけています。ベストエアポートとしての首位の座を守るには、チャンギがハブ空港として魅力的であり続けることが必要。そのためにもっとも重要な利用客にベストな空港体験を届けられるよう、努めています。他の空港との差異化を図るべく、投資とイノベーションは怠りません。限界を作らず、人々にとっての旅行体験をこれまでとは別のものとするべく、さまざまな角度から挑戦をしています」(タン氏)

 

常に高みを目指すCAGが、現時点での最高の技術とアイデアを結集したのが新ターミナル4なのです。

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