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熱帯綺羅

2017年4月25日

シンガポール有数のタイ人街「ゴールデンマイル コンプレックス」

マリーナベイサンズなどが一望できる住居部分

現在のゴールデンマイルコンプレックスは、1~3階部分を主に店舗が占め、4~9階にはオフィスが多く入居、そして10~16階は住居となっています。1階には、人気のタイレストラン「Diandin Leluk」があります。1980年代初頭、工事現場で働くタイ人のためにトローリーで国内を回りランチボックスを販売していたところ人気となり、1985年にゴールデンマイルコンプレックスに店を構えました。トムヤンクンやマンゴーサラダなどは、普通にオーダーするとタイ本場の辛さになるので、注文する際に調整してもらうといいでしょう。このレストランではお持ち帰り用に、タイのデザートとして有名なマンゴーともち米でできた“カオニャン・マムヤン”やタピオカなども毎日手作りして販売しており、人気を集めています。また、GSTやサービスチャージがかからないのも嬉しいポイントです。

 

2階には大きなタイマーケットが店舗を構えています。マネージャーによると、野菜や果物など多くの商品はタイから仕入れているとのこと。他では手に入らない食材を求めて人々が買い物にやって来るのも納得です。価格が比較的安いのも人気の理由だそうです。

 

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陸路で運ばれてきたタイの新鮮な果物。1階の階段脇で販売している
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1階にある人気のタイレストラン「Diandin Leluk」。ランチタイムや週末は多くの人たちで賑わっている

ライさんによると、店舗の8割はタイ関係の企業で、住居部分にはタイ人だけでなく、日本人も含めさまざまな国籍の人々が住んでいるそうです。そのうちの一室に住む日本人女性によると、彼女の住むユニットには全部で14部屋あり、15人の住人のうち12人は日本人。住み込みのメイド2人が、掃除洗濯やアイロンかけなどの家事を全てこなしてくれるそうです。自転車が乗り回せそうな大きなリビングからはマリーナベイサンズやシンガポールフライヤー、ナショナルスタジアムなどが一望でき、素晴らしい景色を堪能しながら快適に過ごせるとのことでした。

 

タイ人街として変化しながら現在に至るゴールデンマイルコンプレックス。機会があればぜひ一度、その独特の魅力を体感しに訪ねてみては。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.321(2017年5月1日発行)」に掲載されたものです。取材・写真: 平野 かほる

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