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思いやり

MARUSAYA SINGAPOREは鰹節卸問屋である株式会社マルサヤのシンガポール支店として平成23(2011)年7月に設立致しました。現在はLau Pa Satにあります『丸佐屋饂飩』の運営とシンガポール島内を中心とした鰹節等の乾物の営業活動を行っております。

私が現地で採用され、シンガポールで働き始めて約1年が経過致しました。この1年間のほとんどの時間を饂飩店での業務に充ててきました。昨年7月から丸佐屋饂飩の立ち上げを行い、業務開始となりましたが、初めは現地の従業員1名、本社からのヘルプが1名と私の3人でのスタートとなりました。麺の固さ、スープのダシ感等の日々の調整に加えて現地サプライヤーとの交渉など全てが手探りの状態でした。
現在は多くのお客様に支えられてフルタイムの従業員2名とパートタイムの従業員1名の3名と一緒に日々一生懸命饂飩を作っています。

さて本題の『人材』に関してですが、ここでは私のシンガポール人に対する心境の変化を交ぜて記します。

相手がどこの国の人であっても、こちらが思いやりを持って接すれば、向こうも思いやりを持って接してくれるということなのでしょう。
良い人材と考えた時に英語力も確かに必要だと思いますが、それよりも相手を思いやる気持ちも持っているかどうかが、やはり一番重要ではないかと思います。