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シアトルスタイルのシーフード、『Humpback』でオイスターを心ゆくまで

最近どんどんお洒落なバーやレストラン、カフェ、イベントスペースがオープンし、大人っぽい雰囲気を漂わせつつも活気あふれるエリアに変身したブキパソエリア。この通りは昔ながらのショップハウスが立ち並びノスタルジックな雰囲気たっぷりだが、その一角に今年8月『Humpback(ハンプバック)』がオープンした。店の名前、ザトウクジラを意味するHumpbackから想像する通り、新鮮なシーフードをたっぷり提供するシアトルスタイルのシーフードレストランだ。

 

太平洋西海岸沖のオイスターは、あっさりとした味わい。いくつでも食べれそう。

 

何といってもお勧めはオイスター。当店では火曜から土曜の5~7PM、そして月曜は終日オイスターのハッピーアワーを実施している(オイスター2S ドル⁺⁺~/1個)。太平洋岸北西部からの新鮮なオイスター(通常7~8Sドル⁺⁺/1個)はあっさりとした味でレモン又はビネガー風味のソースとの相性が抜群。また、ペナン出身のシェフ、Polo Seohさんが腕を振るうメニューはどれも斬新でアイデアたっぷりだ。例えばケールのサラダ「kale」は生のケール、梨、ピーカンに加え、揚げたケールが入っている。揚げたケールのパリパリ感と香ばしさが口の中で広がり、その他の食材との相性も抜群で病みつきになる味だ。スタッフの間でも人気なのが「cabbage」。キャベツにキノアやチーズが添えられ、チリ風味がアクセント。その他のシーフードなら低温でじっくり調理したニジマスを優しいクリーミーなソースと絡めていただく「rainbow trout」がおすすめ。

 

kale/14Sドル⁺⁺
rainbow trout/16Sドル⁺⁺

 

また、バー・プログラム・ディレクター、江口明弘さんがプロデュースするドリンクは12種類のシグニチャーカクテル(22Sドル⁺⁺)を始め、新鮮なグレープフルーツとセロリを一晩漬け込んで作るハウスソーダ(8Sドル⁺⁺)などもあり、是非試して欲しい一品だ。その他にも北海道ホタテやロブスター、エビなど新鮮なシーフードを気軽に楽しむことができる。少し早めに仕事が終わったら、オイスター目当てに出かけて一杯、またカクテルや新鮮なシーフードと共にしっかりディナーも楽しめるお勧めのレストランだ。