マリーナベイを望み、マーライオン公園もすぐそばのワンフラトンにある日本料理店。寿司カウンターと焼鳥カウンターがあり、専門のシェフが腕を振るう。
寿司カウンターに立つのは、実家が東京で85年の歴史を誇る江戸前寿司店という金子シェフ。築地から週4回直送される食材を見事な包丁さばきで料理し、好みを聞きながらコースをつくっていく。
前菜のバイ貝の煮付、白子の酢の物、しめサバ、寿司のマグロ、アナゴ、コハダ、ウニ、そして希少な北海道・鵡川（むかわ）産シシャモのオスの焼物……素材の口当たりとうまさ、みずみずしさが堪能できる。
一方の焼鳥カウンターでは、日本の高級焼鳥店で10年以上修行した、日本語堪能な焼鳥シェフが腕を振う。使う鶏肉は新鮮さにこだわり、朝締めのマレーシア産チキン。炭は火力と薫香を考えて3種類をブレンドしたものを使う。職人技は焼きの工程だけでなく、肉の切り方から発揮されることで、心地いい歯応えがあり、肉汁が口にほとばしるジューシーに仕上げる。焼鳥コースには鶏肉だけでなく、アスパラガス、エリンギなどの野菜、ホタテ、ハマチなど海鮮の炭火焼も含まれる。
本物の寿司、焼鳥のつくりたてのおいしさを味わるのが、カウンターでの食事の醍醐味。山崎にはリースナブルなおまかせコースもあり、ビジネス接待に最適。テーブル席や屋外席もあり、マリーナベイの景観を眺めながら夜はさらにいい雰囲気の中で食事ができる。接待や会食に喜ばれ、女子会や家族での外食、どんなときにも楽しめる使い勝手のいい店といえるだろう。
