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オーストラリア人シェフ、ディビッド・トンプソンによる本格タイレストラン

オーストラリア人シェフ、ディビッド・トンプソンによる本格タイレストラン。タイのストリートフードにインスパイアされたメニューの数々が並ぶ。辛さを抑えるなど外国人向けのアレンジは加えず、伝統的なタイ料理の味わいを忠実に再現する。

タイのストリートフードにインスパイアされたシェフによる本格タイ料理

1986年に初めてタイを訪れて以来、タイ料理に魅了されたオーストラリア人シェフ、ディビッド・トンプソン。オーストラリア、ロンドン、タイ、と次々にレストランをオープンし、ロンドンでタイ料理としては初のミシェラン一つ星を獲得した。その後、2010年にバンコクでオープンした「ナーム(Nahm)」は2014年、サンペレグリノ アジアのベスト・レストラン50で1位に、さらに世界のベスト・レストラン50で13位にランクインした。

そんな彼がシンガポールMBS内にオープンした「Long Chim」は、タイのストリートフードにインスパイアされたメニューの数々が並ぶ。外国人向けのアレンジは加えず、忠実に伝統的なタイ料理の味わいにこだわった、シンガポールでも数少ない本格タイレストランと言えるだろう。

おすすめは乾燥エビ、しょうが、ココナッツをキンマの葉で包んだミィアン(Miang、S10.00++)。タイのスパイス特有の甘さと辛さが口いっぱいに広がる逸品だ。また、カレー風味のスープが抜群のチェンマイ・ヌードル($S22.00++)や、タマリンドがたっぷり入ったパッタイ($S25++)も、フレッシュハーブとスパイスがしっかりと効いている。

150席ある広々とした店内はインテリアもユニーク。40人まで収容可能の個室もあり、様々な用途に使うことができる。店内右奥にあるセミプライベートの大きなダイニングテーブルからは、毎晩8時と9時半(週末は11時からの回あり)にMBSで繰り広げられるショーも遠目に眺めることができ、接待にもおすすめだ。

メニュー

ミィアン S$10++
カノム・チン・ナム・プリック・オン

その他のメニュー

お店の雰囲気

タイの屋台を模したヌードルステーション
バーではカクテルをはじめさまざまなお酒を楽しめる