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懐かしい関西の味&創作料理。ランチで、そして仕事帰りはワインといっしょに

今年8月にボートキーにオープンした「まいど」は、串カツのように関西出身の人にとって懐かしさを感じさせる料理のほか、同店ならではの楽しい演出の凝った創作メニューが楽しめる店。5軒隣にある炭火焼き鳥「OmoteNashi Diningごっそ」の 姉妹店だ。

キャンディーチキンというユニークな名前の創作料理がはアルミホイルに包まれたその姿はまるでキャンディのようで、その包みを開くと鶏肉が現れる。アツアツのまま食べて、やわらかい歯応えと、西京味噌のほんのり甘い口当たり、そしておいしさが凝縮したたっぷりの肉汁が口の中にほとばしるのを堪能する。包みに残った肉汁もしっかり飲み干したい。


30種類揃う創作串カツは、調理法と素材にこだわり、油っこくなく、カラッと軽く仕上がっている。 創作串カツ6本盛り合わせの「びりけんゴッド(Billiken God)」は、食べれば御利益がありそうな(!?)人気メニューだ。

 

創作料理や串カツをワインといっしょに楽しむのが、「まいど流」。ワインは料理に負けず、味を引き立たせるしっかりとしたものを選び抜いて30種類を用意。手頃な価格の銘柄も抱負に揃えている。

 

ランチメニューも凝っている。例えば、1日10食限定の海苔の傘チャーシュー丼with京都出汁茶漬けは、丼を覆う海苔を外すと、チャーシューに半熟煮卵、しっかり味が染みてホロホロにやわらかいチャーシューが現れる。一見ラーメンのようなこの料理をまずは海苔を使って手巻き寿司風に楽しむ。続いて丼物としてご飯を食べ進むと、海苔弁当のように海苔がまた出てきておいしさが続く。しかし、これで完食しないように。 最後はわさびを入れ、出し汁を注いでお茶漬けとして締めれば、後味さっぱり。このように3つの方法で味わえるのだ。

 

料理だけでなくドリンクにもパイナップルが丸ごと1個が出てきて絞ってつくる生しぼりパインサワーのようにユニークなメニューがある。

 

店内は 落ちついた雰囲気でビジネスの接待にも使える。リバーサイドの席は間接照明の中、マリーナベイサンズを見ながらワインを傾けるのにピッタリ。