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ステーキ、ティータイム、バーもおまかせの使い勝手いい店

オーチャード・ロードの喧騒を逃れるかのように、知る人ぞ知るいい店が立ち並ぶエリア、キリニー・ロード(Killiney Road)。ローカルフードやエスニックフード・

レストランに混じって、特に欧米人に人気を博してきたポーターハウスが、最近、日本の会社のマネジメントによってリニューアルオープン。日本語メニューをはじめとするサービスで私たち日本人にとってより親しみやすくなった。

店名のとおり、主力はステーキ。サーロイン、Tボーン、リブアイ、フィレなど部位や肉の種類によってニュージーランド産、豪州産、米国産といったように産地を使い分けている。産地、牛の育て方によって、肉の質は変わってくるので、それぞれの部位でベストの肉を選んだという。

 

リブアイステーキ(ニュージーランド産)200グラム。これでもボリューム十分だが、看板メニューのポーターハウスステーキは600グラム、1,000グラムで提供。ガッツリ食べて元気を出したい時にぜひ。

 

前菜に試したいのがブッラータ(Burrata)というチーズ。外側はなめらかな口当たりのモッツアレラチーズのようで、中にほんのり甘い生クリームが入っていて、ミルク風味のデザートのような独特の食感がある。

食後の別腹用にデザートも充実。温かいチョコレートがその名の通り溶岩(Lava)のようにとろ~りと流れ出すチョコレート・ラヴァ・ケーキとジェラートのコンビは、濃厚&爽快の相反する2つの味覚が楽しめる。

 

クリーミーなブッラータチーズ。これを目当てに店に来る人がいるというのも納得できるおいしさ。

熱いチョコレート・ラヴァ・ケーキと冷たいミックスベリーのジェラート。ホット&クールなデザートのコンビ。

 

普段の食事はもちろん、個室(10名程度収容、要予約)完備で接待や2次会などにも使え、ランチの後も夜まで続けて営業しているのでティータイムにもピッタリ。さらに隣には雰囲気のいいバーフロアもある。目的と気分に合わせて使え、期待に応えてくれる店なのである。

 

テーブル席はモダンで落ち着いた雰囲気。

ステーキハウスには珍しく、会食や接待に使える個室も完備。