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社説「島伝い」

2009年7月6日

あの日から、もう五年?~創刊五周年記念・編集長モノローグ~

2004年7月6日に創刊したアジアエックスが5周年を迎えました。今号発行日は、5年前と同じ7月6日。膨大な時間と労力をかけて準備した創刊号を出したのは、ついこの間のことのようで、「もう5年?」というのが正直なところです。これまでに出してきた一号一号それぞれにいろいろな思いがありますが、創刊号はやはり中でも思い入れの深い号のひとつです。

 
メディアとして大きな転機を迎えたのは、そのわずか約1年後。紙面を発行していく中で、ニュースを日本語で週に一度読むだけでなく、毎日読みたいというニーズを強く感じたことから、2005年9月にWebサイトを立ち上げ、ニュース記事を月曜から金曜まで毎日発信することにしました。それに伴い、紙面の発行を週刊から隔週刊に変更、取材記事やインタビュー記事など、より深く掘り下げた記事をお届けできるようにしました。

 
創刊号に負けず劣らず思い入れがあるのが、2007年6月に発行した100号。表紙を飾ったのは、シンガポール建国の父・リー・クアンユー顧問相でした。この号で縦書きだったニュース記事がすべて横書きとなり、右開きから左開きへと変わりました。現在への流れを作った号でもあったと思います。

 
2008年4月にはWebサイトを全面リニューアル。より見やすく、使いやすいサイトとして皆様に日常的にご利用いただけるよう、日々情報を発信しています。

 
vol.148この5年間を振り返ってみると、アジアエックスはその見た目や発行頻度、記事の出し方、紙面とWebとのメディアミックスなど、様々な変化を遂げてきました。しかし、根底にあるものは創刊時から一貫して変わっていません。これからも、日々刻々と変化するビジネス環境に対応しながら、皆さまのニーズに合った情報をお届けできる、信頼されるメディアであり続けるよう務めてまいります。

 

 
6年目を迎えたアジアエックスにもどうぞご期待ください。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.148(2009年07月06日発行)」に掲載されたものです。

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