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表紙の人

Vol.239

2013年8月5日

加藤 貴士さん

Starts Singapore Pte. Ltd. セールス・エグゼクティブ。

asiax (39)東京都日野市出身。大学では理工学部海洋建築工学科でウォーターフロントエリアの建築物の設計を主に学ぶ。

設計者として活躍することもできたが、「海外に挑戦できる」、「不動産事業」、「建築に関わる」、これら3つをキーワードに就職活動を行い、一般的に古風と言われる不動産業界の中でも、実力主義、しかも海外展開が顕著なスターツコーポレーション株式会社に巡り合った。実際、風通しの良い社風、社員の能力と人柄を伸ばす適材適所の人事プラン、グループ会社との横の繋がりなど、恵まれた環境で順調にステップアップができた。
入社後、千葉県市川市のピタットハウス行徳販売センターに配属になり、個人向け住宅の売買仲介を担当。その2年後には、本社にて資産運用コンサルティングおよび、ビル、マンション、事業用地売買の仲介を行う。地主や投資家を相手に、顧客の人生設計や趣味などあらゆる角度で分析し、総合的な資産コンサルティングができるその仕事に面白味を感じた。そして入社6年目の2013年、海外勤務の希望が叶い、シンガポールへ。来星後まもない今は、シンガポール進出企業の増加に伴い、日系企業の社宅やオフィスの仲介業務に追われる日々だ。いずれは、資産運用コンサルティング業務も手掛けたいと思っている。
仕事柄、さまざまなタイプの人に接する機会が多く、人は一面だけで判断できないことがわかったという。どんな人に対しても尊敬する心と、その人から何かを学ぼうとする心を持つことで、会う人すべてに対して、「この人はすごい人なんだ」と思えるようになった。また、自分に驕ることなく、自分に甘えることなく、「昨日より前に一歩進みたい」と願う。
趣味の一つが、過去に30キロ減量を成功させたランニング。週3回、シンガポールリバー周辺やボタニックガーデンを走っている。今年12月のシンガポールマラソン完走をもめざす。また、ロックバンドのエアロスミスに影響を受け、高校時代に始めたバンド活動を再開するのも夢だ。曲を書き、路上ライブも行っていたころから描いていた海外での音楽活動。当地のバーで演奏することを目標に、動き始めたところだ。

 

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.239(2013年08月05日発行)」に掲載されたものです。

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